■背景
新型コロナウイルスの拡大により、新しい生活様式や働き方、価値観が生まれるニューノーマルの時代に、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進はあらゆる業種において急務であり、個人だけでなく企業も大きな変革を求められています。医療の分野でも、これまでの手法とは大きく異なるオンライン診療やオンライン健康相談などが注目されたことで、医療・ヘルスケア分野のDXが一段と加速する準備が整ったことは間違いありません。今後、新たな薬事承認の治療支援アプリ、疾患毎のデジタルセラピューティクスソフトウェア、IoMT(Internet of Medical Things)を活用した様々な医療モニタリングサービス等、さらに多様なデジタルヘルスケアサービスの登場が待たれています。
医療DXの推進には、医学的視点、疾病の視点、医療現場の視点、制度・法的な観点に加えて、そこに自社の技術や企業戦略をどうフィットさせていくか、といった多角的な視点が必要です。しかし、一企業ではこれらを満たす体制を調えることは難しく、また、日本特有の問題として、行政や制度、意識、文化、人材の不足などが挙げられ、海外と比較しても非常にDXが進みにくい現状があります。
ドクターズはこれまで医療DXを推進してきたノウハウや知見で、また、リードエグジビションジャパンは幅広いネットワークと最新のトレンドを掴む力で、市場や医療現場に真に受け入れられるプロダクトやサービスの開発~流通~浸透・定着の実現の後押しができると確信し、日本のDXの起爆剤となるべく、本イベントを企画いたしました。